台北映画祭、前代未聞のホラー仕立てCM公開 iPhoneで全編撮影/台湾

【芸能スポーツ】 2021/05/04 19:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北映画祭のイメージCM発表会に臨むロイ・チウ

台北映画祭のイメージCM発表会に臨むロイ・チウ

(台北中央社)台北映画祭の運営団体は4日、今年の映画祭PR大使に就任した俳優のロイ・チウ(邱沢)を起用したイメージCMを公開した。全編をスマートフォン「iPhone」(アイフォーン)で撮影し、同映画祭イメージCMでは前代未聞となるホラー風の映像に仕上がっている。メガホンを取ったリャオ・ミンイー(廖明毅)監督はこのCMを通じて「映画館に再び足を運ぶ情熱を持ち帰ってもらえれば」と願った。

映画祭によれば、映像で伝えるのは「映画館を出る時、あなたは何かを持ち帰る」とのメッセージ。ロイが映画館を出て家に帰るまで、その後ろを幽霊がついてくる―という物語が描かれる。シャオ・ユーウェイ(邵雨薇)がシークレットゲストとして出演している。リャオ監督は昨年の同映画祭でプレミア上映された長編デビュー作「恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター」(怪胎)でもiPhoneでの全編撮影に挑戦しており、今回のCMは「恋の~」の制作陣を再集結させた。

台北市内の映画館で4日、CMの発表会が開かれ、ロイやリャオ監督が出席した。リャオ監督は、映画館のような大きな空間で知らない人と一緒に映画を見るというような集中する感覚は、配信サービスでは得られないと言及し、映画館で映画を鑑賞する意義を訴えた。

幽霊が怖いため、ホラー映画はあまり見ないというロイ。今回のCMは撮影時間が短い上に、ホラー出演の感覚を試せるということもあり、挑戦することにしたと明かした。初めてタッグを組んだロイとリャオ監督はすぐに意気投合したといい、2人は「次の機会が待ち切れない」と口をそろえた。

イメージCMは台北映画祭の公式ユーチューブチャンネルやフェイスブックなどで公開されている。

第23回台北映画祭は6月24日から7月10日まで、台北市の中山堂、光点華山電影館、信義威秀影城、剥皮寮歴史街区で開かれる。国際新監督コンペティションと台北映画賞のノミネートリストは14日に発表される。

(呉家豪、葉冠吟/編集:名切千絵)