日本時代建設の市場、修復完了 市が活性化へ 台湾・台南

【社会】 2021/04/14 15:59 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
修復された「西市場」本館の内部=台南市政府提供

修復された「西市場」本館の内部=台南市政府提供

(台南中央社)南部・台南市中心部に日本統治時代から残る「西市場」の修復がこのほど完了した。市は地域一帯の活性化に向けて活用していく方針で、周辺環境の整備も進めていく。市内の他の歴史建築と共に、旧市街の中心地となることが期待される。

1905(明治38)年に1代目の建物が建てられたが、残されているのは台風のため建て直された2代目の建物で、1912(大正元)年に完成した。当時、南部で最大の市場だったとされ、戦後も地元の台所として市民に親しまれ続けた。

市にとって歴史的意義があり、都市の発展史においても価値があるとされ、2003年に周辺の建物と共に市定古跡に登録された。修復には2億台湾元(約7億6500万円)近く投じられ、期間はおよそ3年半に及んだ。コンクリート構造の建物の大規模な修復は市として初の例となったという。

(張栄祥/編集:楊千慧)