台湾の制作会社、韓国との共同制作ドラマ発表 高額予算で華語市場狙う

【芸能スポーツ】 2021/04/02 13:27 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
記者会見に臨む(左から)チェン・フイリン、ビリー、リン・ボーホン、リー・ジュンホン=草舍文化提供

記者会見に臨む(左から)チェン・フイリン、ビリー、リン・ボーホン、リー・ジュンホン=草舍文化提供

(台北中央社)台湾の映像制作会社、草舍文化は3月30日、韓国の大手コンテンツ企業CJ ENMの香港子会社「CJ ENM HK」と共同で制作するドラマ「媽別鬧了」(Mom Don't Do That)のティザー予告映像を公開した。両社は同日、台北市内で記者会見を開き、制作を発表した。1話当たり1200万台湾元(約4660万円)、計1億元(約3億8800万円)を超える予算を投じ、国際規格の作品を制作することで、華語市場を狙う。

同作は台湾の作家、陳名珉の小説「我媽的異国婚姻」をドラマ化。夫を亡くした母親がSNS(交流サイト)を通じてオーストラリアに嫁ぐという家族の物語をコミカルに描く。2018年に話題を集めたドラマ「子供はあなたの所有物じゃない」(你的孩子不是你的孩子)のチェン・フイリン(陳慧翎)がテレビ番組賞「金鐘奨」で編集賞を受賞した経歴を持つリー・ジュンホン(李俊宏)と共同で監督を務める。主演はビリー(比莉)、ジョニー・コウ(寇世勳)、 アリッサ・チア(賈静雯)、アリス・クー(柯佳嬿) 、ウー・カンレン(呉慷仁)、リン・ボーホン(林柏宏)ら。

CJ ENM HKの責任者、マイケル・チョン(鄭星勳)氏は映像を通じて記者会見に出席し、同作への出資の背景について、中年女性が人生の夕暮れ時に直面し、愛すことと愛されることに焦りを感じるというのは全世界共通の題材だとし、これが同社が作品に参加する主な理由になったと説明。同社の東南アジア市場展開の方向性に同作が合致していたと述べ、台湾とより多くの連携ができるよう期待を寄せた。

草舍文化のチョウ・イーチュエン(周毅銓)執行長(CEO)によれば、CJ ENM HKは昨年7月から出資の検討を始め、双方は昨年12月に投資の契約を結んだ。CJ ENM HKは同作の韓国や東南アジアでの版権販売を支援する。

同作には香港の太陽娯楽文化や台湾の星空飛騰国際娯楽、日本のアミューズの台湾子会社なども参加している。

(葉冠吟/編集:名切千絵)