台湾の映画監督、VRに特化した日本の映画祭でグランプリ

【芸能スポーツ】 2021/02/23 15:01 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
シュー・ツーイェン監督=高雄市フィルムアーカイブ提供

シュー・ツーイェン監督=高雄市フィルムアーカイブ提供

(台北中央社)台湾の映画監督、シュー・ツーイェン(許智彦)の初VR作品「HOME」(旧家)が、VR映画に特化した日本の国際映画祭「Beyond The Frame Festival」でグランプリを受賞した。シュー監督は21 日にオンラインで開かれた閉幕式で作品について「家族の個人的な物語」だと説明し、「日本の人に見てもらえ、受賞できたのはうれしい」と喜びを明かした。

同作は2017年の端午節(端午の節句)、祖母が暮らす日本式家屋に集まった家族の物語を描いた。高雄市フィルムアーカイブ(高雄市電影館)とVR映像制作会社、Funique VR Studioが共同で出品した。

審査員を務めた園子温監督は「VRはアニメしか面白い作品がないんじゃないかと思っていた」と明かしつつ、実写で制作された「HOME」について、「実写でもけっこうすごいことできる。実写のやり方を学ばせてもらった」と称賛。「すごく感動した」と太鼓判を押した。

台湾では高雄の「VR体感劇院」で上映中。

同映画祭は今年初開催。12日~21日にオンラインで実施された。グランプリには「HOME」のほか、日本・インドネシア・ドイツ共同製作の「諸行無常」も選ばれた。

(王心妤/編集:名切千絵)