修復中の台中州庁、金庫や防空壕見つかる/台湾

【社会】 2021/01/19 17:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台中市で修復が進む国定古跡「台中州庁」=同市政府提供

台中市で修復が進む国定古跡「台中州庁」=同市政府提供

(台中中央社)中部・台中市で修復が進む国定古跡「台中州庁」で金庫や防空壕(ごう)が発見された。修復工事は2022年末に終わる見通しで、完工後は市の事務所として利用されるほか、資料館として展示スペースも設けられ、史料や修復期間中に見つかった文化財などが展示されるという。

日本統治時代の台湾に設けられた5大州庁(台北、新竹、台中、台南、高雄)の一つで、台湾の官庁建築を多く手掛けた森山松之助によって設計された。市によれば、現在の工事の進捗率は31%で、文化資産として価値を持たない建物などがすでに撤去された。

金庫や防空壕は解体作業の中で発見された。同建物では昨年にも金庫が見つかっている。同市政府文化局の張大春局長によれば、2つの金庫はいずれも現段階では解錠できておらず、修復の完了後に改めて専門家に解錠を依頼するという。

(蘇木春/編集:楊千慧)