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第52回金鐘奨ノミネート紹介:主演女優賞/台湾

2017/09/25 18:59
「荼ビ」のレイニー・ヤン(好風光提供)(ビ=くさかんむりに靡)
「荼ビ」のレイニー・ヤン(好風光提供)(ビ=くさかんむりに靡)

台湾の権威あるテレビアワード「第52回ゴールデン・ベル・アワード」(電視金鐘奨)が9月30日に発表される。発表を前に、主要部門のノミネート者・作品を紹介していく。

◇長編ドラマ主演女優賞(戯劇節目女主角賞)

主演女優賞はクー・シューチン(柯淑勤)やヤン・クイメイ(楊貴媚)といったベテラン女優に、アラサー女優のレイニー・ヤン(楊丞琳)、ファン・ヨウシン(方宥心)、アリソン・リン(林予晞)が激突する。

◯レイニー・ヤン

女優賞ノミネートの中で最も高い注目が集まるのはレイニー・ヤン(33)。レイニーは、今回大量ノミネートを果たしたドラマシリーズ「植劇場」の一作である「荼ビ」で、恋愛と仕事の間で人生の選択に迷う現代の女性を熱演。パラレルワールドが描かれる同作では、レイニーは一人の女性の異なる2つの人生を演じ分け、演技面で大きな飛躍を見せた。主演女優賞ノミネートは、2010年に「僕のSweet Devil」(海派甜心)で初受賞を果たして以来、7年ぶり3度目。(ビ=くさかんむりに靡)

「必勝練習生」のアリソン・リン(右、東森提供)
「必勝練習生」のアリソン・リン(右、東森提供)
◯アリソン・リン

アリソン・リン(32)はアイドルドラマ「必勝練習生」で、30代にもかかわらず20代と偽ってアパレルメーカーに潜り込み、デザイナーになる夢をかなえるために奮闘する女性を演じ、自然で等身大の演技を見せた。アリソンは現在32歳ながらも、デビューは2014年と遅咲き。ウー・カンレン(呉慷仁)主演のドラマ「キミをプロデュース〜Miracle Love Beat〜」(A[口加]的路)への出演を機に注目を浴び、近年は数々のドラマに主演している注目株。金鐘賞ノミネートは初。

「蘇足」のファン・ヨウシン(大愛テレビ「蘇足」公式HPより)
「蘇足」のファン・ヨウシン(大愛テレビ「蘇足」公式HPより)
◯ファン・ヨウシン

過酷な人生を歩みながらも、慈善活動に巡り合ったことで新たな人生を切り開く女性の生涯を描いた「蘇足」で、主人公の青年期を演じたファン・ヨウシン(32)。ヨウシンは11歳の時に歌手としてデビューし、現在は歌手・女優として活躍。これまで多数のドラマに出演しており、豊富な演技経験を持つ。今回が金鐘賞初ノミネートとなった。

「恋愛沙塵暴」のクー・シューチン(左手前、好風光提供)
「恋愛沙塵暴」のクー・シューチン(左手前、好風光提供)
◯クー・シューチン

クー・シューチン(49)は「植劇場」の「恋愛沙塵暴」で、家庭内で自分の献身が報われないことに悩む中年の母親を丁寧に演じた。主演女優賞ノミネート(ミニドラマ部門含む)は5回目。2013年に「ゲツ子」で受賞しており、2度目の受賞に期待がかかる。(ゲツ=薛の下に子)

「遺憾拼図」のヤン・クイメイ(TVBS提供)
「遺憾拼図」のヤン・クイメイ(TVBS提供)
◯ヤン・クイメイ

ドラマ「遺憾拼図」で、60歳を前に生前告別式を開こうと決意し、一生を振り返っていく母親に扮したヤン・クイメイ(58)。金鐘奨ノミネートは2004年以来13年ぶり3度目で、1999年に「天公疼好人」で受賞経験を持つ。今回は「媽媽不見了」でミニドラマ部門の助演女優賞にもノミネートされている。

(名切千絵)

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