12月に入り、台北の街並みは徐々にクリスマスの装いできらめき始めてきた。商業施設やホテルなどはクリスマスツリーのライトアップを続々と開始。ロマンチックなムードを盛り上げている。
◇台北駅
台北駅のロビーには、高さ19.5メートルのクリスマスツリーが登場。台湾鉄路管理局や微風グループらが共同で手掛けた。大小の星が飾り付けられており、人々が願い事をし、夢を実現できるようにとのメッセージが込められている。
◇リージェント台北
リージェント台北(晶華酒店)のクリスマスツリーは今年で24年目。今年は100万台湾元(約360万円)をかけて製作した。高さ14.6メートルのツリーは3階建ての高さに相当する。2万7000個のライト、1万7000個のリボン、2000個の金銀のボール、1500個の金の松ぼっくり、1500個のポインセチアで華やかに彩られた。
◇グランドホテル台北グランドホテル台北(円山大飯店)のツリーは洋風と中華を合わせたスタイル。中華風の伝統建築の中に高さ6メートルのツリーがそびえ立つ光景は一味違った趣を感じさせてくれる。
◇マンダリンオリエンタル台北マンダリンオリエンタル台北(台北文華東方酒店)は屋外のツリーとしては台北で最高の20メートルを誇る。キャンディー型のライトが飾られ、まるでヨーロッパにいるような気分に。
◇台北101台北101は環境保護とグリーン建築の理念を伝えようと、エコに配慮して製作したデジタルクリスマスツリーを設置。高さ13メートルのツリーはLED電球を組み合わせて作られており、各色によって4つのアニメーションが上演される。
◇統一時代百貨台北店統一時代百貨台北店が屋外広場に設置したのは、12メートルの白いクリスマスツリー。数万個のLED電球を使用し、光のショーを行う。また、10万個を超えるスワロフスキーのクリスタルで作り出したトナカイの雪そりなどもお目見えしている。
(編集:名切千絵)