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台湾で放送中の最新注目ドラマ 過去へタイムスリップ「1989一念間」

2016/04/20 18:07
マーカス・チャン演じるチェン・チャー(左)とその母親のヤージュエン(ツァイ・ホアンルー)=三立テレビ提供
マーカス・チャン演じるチェン・チャー(左)とその母親のヤージュエン(ツァイ・ホアンルー)=三立テレビ提供

トンネルをくぐるとたどり着いたのは、自分が生まれる前の1989年だった――。過去へのタイムスリップを題材とした連続ドラマ「1989一念間」が三立テレビで毎週金曜午後10時に放送されている。

2016年。母一人子一人で育った26歳のチェン・チャー(陳テツ)は、敏腕の金融マン。母親のヤージュエン(陳雅娟)はチャーの父親について決して語ろうとせず、そのことである日、チャーとヤージュエンは大げんかをする。そんな折、チャーは交通事故がきっかけで自分が生まれる1年前にあたる1989年の世界にたどり着く。そこで偶然にも若き日のヤージュエンと巡り合い、母親が自分を生むことになった背景を知っていく…という物語。チャーが1989年の世界で出会ったヤージュエンの親友・ジェンジェン(葉真真)との恋の行方も見どころの一つだ。(テツ=徹のぎょうにんべんをさんずいに)

父親をめぐって口論するチャー(左)とヤージュエン=三立テレビ提供
父親をめぐって口論するチャー(左)とヤージュエン=三立テレビ提供
チャーを演じるのは、今作がドラマ初主演となるマーカス・チャン(張立昂)。2011年に芸能界入りし、これまでは映画「等一個人[口加][口非]」(2014)やドラマ「致,第三者」(2015年)などに出演。今作への出演を機に人気は急上昇中で、今後の活躍が期待される。「豆花妹」の愛称で知られるツァイ・ホアンルー(蔡黄汝)がヤージュエンに、若手女優のシャオ・ユーウェイ(邵雨薇)がジェンジェンに扮する。

同作のもう一つの注目ポイントは、1989年の風景を再現した小道具やセットの数々。黒電話やポケベル、旧札、フォークソングのライブレストラン、株式投資ブームなど当時を象徴するものや出来事などが描かれ、かつての台湾社会の様子を垣間見ることができる。

視聴率は第2話を除き、初回から4月15日放送の最新話(第11話)まで全て同時間帯のドラマの中でトップに立っている。これまでの最高視聴率は8話の1.92%。最新話は1.71%だった。(ACニールセン調べ)

(編集:名切千絵)

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