元宵節の恒例行事「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)が、桃園市で2月22日から開催されている。高鉄桃園駅周辺の一帯が会場となっており、全長2キロメートル、計32ヘクタールの敷地が色とりどりのランタンできらびやかに彩られている。
会場には、桃園を象徴する作品や各自治体、各企業などの作品のほか、日本の7自治体が手掛ける作品も展示されている。桃園の多元的な文化を表現した「多元交流エリア」では、千葉県や成田市、広島県三原市の作品を展示。千葉県と成田市の作品には「チーバくん」や「うなりくん」などそれぞれのマスコットキャラクターが登場。三原市は名物のだるまをあしらい、地元文化を伝えている。メインランタンエリアのステージ両脇には、北海道や三重県、愛知県名古屋市、香川県の作品が。それぞれ象徴的なイメージのランタンを配置し、見物客の目を引いていた。