<台湾の教科書問題>抗議の生徒ら、台風接近で教育部から退去へ

2015/08/06 21:31 文字サイズ: 字級縮小 字級放大

(台北 6日 中央社)高校教科書の学習指導要領の改定をめぐる問題で、「洗脳教育に反対する」などとして7月31日から教育部(教育省)敷地内で抗議の座り込みを続けていた生徒らは6日午後8時過ぎ、退去を発表した。

生徒らは、「指導要領の施行延期が最低ラインだ」として座り込みを継続する方針だったが、台風13号の台湾への接近を受けて“占拠”の終了を決定した。今後は各自の出身地に戻り、活動を続けていくとしている。

新しい教科書は、9月入学の新入生から適用される予定だった。だが、生徒らの訴えに応える形で立法院(国会)の与野党協議が4日に行われ、指導要領について議論する審議会の設置などを教育部に提案。8月中に開催されることになっている。

(陳至中/編集:羅友辰)


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