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台湾・陽明山でカラーが満開 一面を純白に染める/台湾

2015/04/23 19:05

台北北部の陽明山で、サトイモ科の植物、カラーが満開となり、週末には多くの観光客が見物に訪れている。

一部の園では、行楽客が自由にカラーを摘み取ることができる。
一部の園では、行楽客が自由にカラーを摘み取ることができる。
竹子湖エリア周辺には、カラー園が多数点在する。一部の園は無料開放され、観光客は自分で好きなカラーを摘み、持ち帰ることもできる。(持ち帰りは有料)

1本10台湾元(約40円)とお手頃価格。筆者が選んだのは全開のものだが、花を長く楽しみたいなら3~5分咲きのものがおすすめとのこと。
1本10台湾元(約40円)とお手頃価格。筆者が選んだのは全開のものだが、花を長く楽しみたいなら3~5分咲きのものがおすすめとのこと。
摘み取り方は、軽く茎の下のほうを引っ張るだけ。土地を乾燥させている園では、普通のスニーカーで園内に入ることが可能。作業服に着替える必要もなく、手軽に楽しめる。

「ふしぎの国のアリス」をイメージしたモニュメント
「ふしぎの国のアリス」をイメージしたモニュメント
有料で花園として開放している場所もある。今年のカラー祭は、「ふしぎの国のアリス」をテーマとしており、真っ白なカラー畑にチェシャ猫やトランプ兵のモニュメントが飾られた様子はメルヘンチック。

この花園は入場料150元で、そのうち100元は園内での飲食費として使用できる。多くの有料花園では入場料の一部を飲食費に充てられるシステムが採用されている。
この花園は入場料150元で、そのうち100元は園内での飲食費として使用できる。多くの有料花園では入場料の一部を飲食費に充てられるシステムが採用されている。
きちんと手入れがされており、美しさは摘み取り可能な園をはるかに上回る。

珍しい野菜を使った料理も食べられる。陽明山は野菜が美味しいことでも有名。道端では野菜を売る人の姿も見られた。
珍しい野菜を使った料理も食べられる。陽明山は野菜が美味しいことでも有名。道端では野菜を売る人の姿も見られた。
園内では、食事をとることもできる。陽明山いたるところで売られている手作り小饅頭は素朴な味わい。せいろいっぱいに盛られた饅頭は量が多く見えるが、意外にもパクパク食べられる。

頂湖エリア。竹子湖バス停近くの竹子湖溪畔歩道からこのエリアまでは徒歩数分と近い。
頂湖エリア。竹子湖バス停近くの竹子湖溪畔歩道からこのエリアまでは徒歩数分と近い。
竹子湖北側の頂湖エリアでは、盆地状になっている土地に一面のカラー畑が広がり、開放的な雰囲気。このエリアには、胴付長靴を履いての本格的なカラー摘みを体験できる園もあった。

温泉地としても知られる陽明山。山肌には湯気のようなものが上がっていた。

きれいな花を手に入れたいなら、直接購入するのもひとつの手。
きれいな花を手に入れたいなら、直接購入するのもひとつの手。
カラーを販売するワゴンも。すごい人だかりができていた。

風変わりなカラフルなカラーを発見。真っ白なものとは一味違った美しさ。

竹子湖では、5月末までカラーが楽しめる。「竹子湖カラーフェスティバル」の開催は4月26日まで。

(名切千絵)

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