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今日から「鬼月」 基隆で伝統行事、無縁仏まつる「陰廟」に明かり/台湾
【社会】  2020-08-19  16:30
(基隆中央社)旧暦7月は霊魂が現世に戻ってくる「鬼月」。あの世の門「鬼門」が開くとされる旧暦7月1日に当たる19日、北部・基隆で伝統行事「鶏籠中元祭」が幕を開けた。旧暦8月を迎える9月半ばまで続く。この日は無縁仏をまつる「陰廟」、老大公廟で19日午前0時、1千個超のちょうちんに明かりがともされた。無縁仏たちをこの世に導く明かりだという。

同廟は清朝時代、中国大陸から渡ってきた移民が土地を巡って争い、犠牲になった人々をまつるために建てられた。1855年からこれらの霊魂を供養する儀式が開かれるようになり現在まで続いている。期間中は「放水燈(灯篭流し)」などさまざまな関連の儀式が催される。

林右昌市長は、同祭の期間中、新型コロナウイルスの感染が早く収まるよう祈りをささげると語った。また、参加者に対しマスクの着用や社会的距離の確保を呼び掛けた。

(沈如峰/編集:楊千慧)
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