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石垣市長、字名変更は「中国けん制」と台湾に説明 釣魚台問題
【政治】  2020-06-15  15:46
(台北中央社)釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の領有権問題で、「尖閣」を明記した字名変更に向けて動いている沖縄県石垣市の中山義隆市長は、中国をけん制する意味があると台湾に説明した。外交部(外務省)が15日明らかにした。

石垣市は同列島の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する議案を市議会に提出。22日に採決される見通しで、日本メディアは賛成多数で可決される可能性が高いと報じている。

外交部によれば、日本側に対し深い関心をすでに表明。また、台北駐日経済文化代表処那覇分処(領事館に相当)から中山市長に2度電話したところ、同氏は中国公船の同列島周辺海域への侵入が相次いでいることに言及し、地元民から不満の声が上がっていたために同案を改めて提出したと説明した。

蘇貞昌行政院長(首相)は15日、政府は同列島の主権を堅持するとし、適切な対応を取る姿勢を示した。

野党・国民党は政府の姿勢が軟弱だとして批判を強めている。同党は蔡英文総統が自ら同列島に上陸して主権を主張することや、日本側への厳正な抗議表明などを求めており、陳玉珍立法委員(国会議員、国民党)は蔡総統が応じなければ、6月下旬の同列島上陸も辞さないとの考えを示した。

(游凱翔、黄麗芸、劉冠廷/編集:楊千慧)
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