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客家文化がテーマの芸術祭開幕 蔡総統「世界客家博覧会」初開催にも意欲
【社会】  2019-10-19  19:18
(台北中央社)客家文化の魅力を芸術を通して伝える「客家ロマンチック街道芸術フェスティバル」(浪漫台3線芸術季)が19日、台北市の総統府前広場で開幕した。

あいさつに臨んだ蔡英文総統は、近年日本や韓国からの観光客が客家ロマンチック街道をよく訪れるようになったほか、国内での人気も高いと喜びを示し、この成功を機に南部や東部の客家文化圏にも類似の活動を広め、将来的には各地の客家文化の粋を集めた世界初の「世界客家博覧会」を開きたいと意気込んだ。

客家ロマンチック街道は、台湾西側の北部から南部までを貫く省道「台3線」のうち、客家の人々が多く暮らす北部から中部までの約150キロ。蔡総統によって3年前に、沿線の客家文化を主軸にした地域振興計画が提案された。これを受けて誕生した同フェスには今年、国内外のアーティスト50人以上が参加。沿線5県市(台北市、桃園市、新竹県、苗栗県、台中市)の計10カ所で、さまざまなアート作品が鑑賞できるほか、イベントも多数催される。総統府前広場では19、20両日、客家の伝統的な食べ物、干し柿作りをイメージしたインスタレーションアートが展示される。

蔡総統は、同フェスは客家文化振興の重要なマイルストーンだと強調。失われつつある客家文化が、アートを通じて世界に誇れる地域の観光産業となることに期待を示した。

今年の客家ロマンチック街道芸術フェスティバルは12月15日まで。

(楊淑閔/編集:塚越西穂)
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