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港の橋崩落、死者6人に 港湾運営の国営企業トップが辞任へ/台湾
【社会】  2019-10-03  14:20
(台北、宜蘭中央社)北東部・宜蘭県の南方澳漁港に架かる橋が崩落した事故で3日午前11時ごろ、6人目の遺体が発見され、行方不明者全員の死亡が確認された。林佳龍交通部長(交通相)は同日、港湾を運営する国営企業、台湾港務の呉宗栄董事長(会長)から辞意が伝えられ、これを承認したと明らかにした。

1日午前9時過ぎ、1台のタンクローリーが橋を渡りきろうとした瞬間、橋の中央から折れるように崩落。橋の下の複数の漁船が巻き込まれた。タンクローリーの運転手や海巡署(海上保安庁に相当)職員、外国籍の労働者などが負傷し、インドネシア国籍とフィリピン国籍各3人の漁船乗組員が犠牲となった。

呉董事長と林部長は3日、立法院(国会)交通委員会で事故に関する報告を行った。呉董事長は、1998年の竣工以来、橋の点検が行われたのは2016年だけだったと説明した。

林部長は主管機関にミスがあったのは事実だとし、責任は必ず追及すると言明。呉董事長の辞任については承認したとしつつ、関連の手続きがまだ残っていると述べた。また、過去の制度や執行上の問題についても謝罪し、責任を取る姿勢を示した。

(黄旭昇、余暁涵、沈如峰、邱俊欽/編集:楊千慧)
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