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「台湾名義で東京五輪出場を」市民団体、中国に反発=国際大会中止受け
【政治】  2018-07-30  19:45
(台北 30日 中央社)「台湾」名義での東京五輪出場を目指す市民団体は29日、中止が決まった東アジアユースゲームズの台中開催を支持するイベントを台北市のMRT西門駅前で行い、中国への反発を示した。陸上の元五輪代表、紀政氏は国民投票実施に向けた署名活動への協力を呼び掛け、8月末までに35万人分の署名獲得を目指すと意気込んだ。

市民団体は「チャイニーズタイペイ」ではなく「台湾」名義での五輪参加申請への賛否を問う国民投票実施に向けた署名活動を行っている。この取り組みが中国に問題視され、来年8月に中部・台中市で開催予定だった国際スポーツ大会、東アジアユースゲームズが中止に追い込まれた。

活動の発起人の一人、張燦コウ氏は、署名活動は台湾の「公民投票法」にのっとった手順で行われており、中央選挙委員会による審査もすでに通過していると指摘。台湾内部における活動であり、主権在民の体現でもあるとし、「いかなる国の政治的圧力による干渉も許されない」と訴えた。(コウ=洪の下に金)

紀氏は、台湾独立支持者だという自身への批判に反論。自身が過去に国民党の蒋介石政権下で「台湾」代表として五輪に出場したことに触れ、この取り組みへの支持が台湾独立支持を意味するならば、「蒋介石も独立支持者ということになるのでは」と述べた。

国民投票案の立案に必要な賛同署名数は約28万人分。紀氏は余裕を持たせるため、35万人分の署名獲得を目標にするとしている。

(游凱翔/編集:楊千慧)
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