ホーム > ニュース検索
日本統治時代の木造駅舎が帰郷 台北の温泉地で上棟式
【観光】  2016-11-05  18:58
(台北 5日 中央社)日本統治時代に建てられ、1988年の台湾鉄路(台鉄)新北投線の廃線に伴い他県に移されていた木造駅舎の上棟式が、温泉地として知られる台北市北投区内の七星公園で行われた。同市政府文化局は来年の旧正月(1月28日)までに復元工事を完了させたいとしている。

復元されるのは、台湾総督府鉄道新北投線の駅として1916(大正5)年に開業した新北投駅の駅舎。戦後も台鉄が利用を続けたが、台北メトロ(MRT)淡水線の建設開始に伴う廃線を受けて、中部・彰化県の台湾民俗村に売却、移築されていた。

その後、台北市政府が地元民の声に応える形で2003年から駅舎の「帰郷運動」を展開。2013年に当時の権利者が寄贈を決定し、翌年には25年越しの帰郷を祝うパレードが同市で行われた。完成後には展示施設などとして利用される予定。

七星公園近くには、日本統治時代に開かれた温泉街「北投温泉」があり、100年以上の歴史を持つ建物が博物館として残されている。

(王揚宇/編集:杉野浩司)
※中央社フォーカス台湾に掲載の記事・写真・イラストの無断転載・利用を禁じます
LINE分享給好友
戻る