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台風13号直撃の台湾 4人死亡4人不明
【社会、観光】  2015-08-08  13:06
(台北 8日 中央社)台風13号の影響により、台湾では8日午後0時までに4人が死亡、4人が行方不明となり、64人がけがをした。倒木や冠水・浸水被害、土砂災害などが相次いでいるほか、交通機関にも大きな乱れが出ている。

▽各地で被害

中央災害対策センターによると、宜蘭県蘇澳鎮南方澳漁港付近で6日、4人が海に転落し、2人が死亡、1人が行方不明になった。同鎮では7日夜にも別の場所で男性が風で飛ばされたとみられる看板に頭を強く打ち死亡した。

桃園市復興区合流地区では土石流が発生し、集落の一部が被害を受けたが住民は全員事前に避難していて無事だった。台北市文山区内では付近を流れる景美渓の水があふれ住宅や商店などで浸水被害が出た。8日午前9時30分までに台湾全土で7500人以上が避難している。

▽交通機関への影響広がる

台湾鉄路は宜蘭県の漢本駅で貨物車両が強風にあおられて脱線したほか、各地で軌道の冠水や架線の不具合などが起きたため、8日午後6時まで全線での運休を決めた。台湾高速鉄路(新幹線)は同日午後4時まで運転を見合わせる。

台北メトロ(MRT)は強風のため、文湖線や淡水線の一部など地上や高架を走る区間で運転を見合わせているほか、その他の路線でも通常より本数を減らして運行している。

空の便では瞬間最大風速58.6メートルを観測した桃園空港を離着陸する便などを中心に、欠航や遅延が相次いでいる。

(汪淑芬、劉建邦、邱俊欽/編集:齊藤啓介)
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