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世界各国の保存鉄道関係者、5日に阿里山森林鉄道を見学/台湾・嘉義
【観光】  2014-05-03  17:11
(嘉義 3日 中央社)アジア太平洋地域の保存鉄道国際協力組織、APHTRO(Asia Pacific Heritage and Tourist Rail Organisation)が台湾・高雄で2日から6日間の日程で年次大会などを催している。会期中、参加者らは嘉義地方で日本統治時代に建設された阿里山森林鉄路を見学することになっており、嘉義県政府ではこれを機に同鉄道の世界遺産登録の可能性が高まればと期待を寄せている。

APHTROは観光鉄道や博物館などの関係者から構成される組織で、台湾の中華民国鉄道文化協会も正式会員。毎年会員国が持ち回りで大会を主催する。

今回大会に参加した世界保存鉄道組織WATTRAINのトップや英国、インドの保存鉄道組織の代表者、ヨルダンの国鉄関係者などは5日午前、嘉義駅で阿里山森林鉄路のシェイ式蒸気機関車が牽引する列車に搭乗、鹿満駅の日本式木造建築やタバコを乾燥させる“煙楼”を見学、竹崎駅ではデルタ線を実際に使って機関車の向きを変えるところを見る。同駅で嘉義名物の鶏肉飯弁当を味わった後は、日本の技師がカタツムリを見て急勾配を克服する工法を思いついたとの言い伝えがある、独立山の3重スパイラルのループ線を通過、独特な鉄道の景観を楽しむ。

嘉義県政府は同日、各国からの参加者と阿里山森林鉄路の世界遺産登録に関わる重要な取り決めに調印するとしており、今回の国際鉄道交流が台湾観光のイメージアップや森林鉄道のアピール、世界遺産の登録につながればと期待している。

(江俊亮/編集:谷口一康)
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