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「KANO」ブームで意外な事実が浮上! 大人気の台湾映画
【芸能スポーツ】  2014-03-07  18:49
(台北 7日 中央社)日本統治時代の台湾から甲子園大会に出場した高校球児の活躍を描いた映画「KANO」。先月27日の公開から好調な興行成績を収めている一方、映画の中に史実と異なったシーンが出るなど、意外な事実が相次いで浮上し、話題を呼んでいる。複数の台湾メディアが7日までに伝えた。

「名選手の親父が侮辱された」と不満の声を上げたのは、「KANO」のモデルとなる嘉義農林学校の主力選手の1人で1931(昭和6)年夏の甲子園にも出場した陳耕元の息子、冠年さん。

映画の中で耕元は4点を追う決勝の9回、1死満塁の機会に恵まれるも三振に倒れたが、冠年さんは「打席にすら立っていなかったのに」とし、「受け入れられない歪曲」だと訴えた。試合の記録などによると、この日、耕元に打席が回ったのは8回が最後だった。

冠年さんの指摘を受けて「KANO」の馬志翔(ウミン・ボヤ)監督は、「ストーリー構成のため、事実を変えるのが映画」だとしながらも、「耕元のチームへの貢献を評価している。辱める気はまったくない」と強調した。

一方、一枚の古い写真で甲子園準Vの嘉農に勝ったチームの存在が分かり、注目を集めている。6日付の蘋果日報によると、嘉農を倒したのは高雄州立高雄中学校(現・高雄市立高雄高校)。1931年開催の高雄港勢展覧会に合わせて行われた野球大会で、渡日前の台湾代表校を4-3で下し、優勝に輝いたという。

進学校として知られた高雄中学校は、どうして台湾最強の嘉農に勝てたのか。歴史的勝利の背景などは今も謎のままだが、この意外な事実を知った卒業生らは「ぜひKANOの続編として作ってほしい」と期待を寄せている。

(編集:羅友辰)
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