ホーム > ニュース検索
“鉄道の病院”再開発で文化パーク化 地域の発展目指す/台湾・台北
【社会】  2013-12-08  14:12
(台北 8日 中央社)台北市都市発展局は6日、台湾鉄道の車両基地で、移転作業が行われている「台北機廠」の跡地を文化クリエイトパークに再開発する計画を明らかにした。地元の信義区、台北ドーム、松山タバコ工場跡(松山文化園区)などの周辺地域や施設とリンクさせ、エリア全体の発展を促したい考え。

同局の辺泰明局長によると、現在台湾鉄道が所有している「台北機廠」の敷地約17.04ヘクタールのうち、40.5%が台北市政府に移管される見込みで、そのうち4.43ヘクタールを市立美術館の分館予定地とし、そのほかの土地は道路や緑地として利用するという。また、敷地内にある市の重要文化財は保存する計画。

都市発展局では、同地を全面的に開放し、鉄道の面影を残す方法で、信義区や建設中の台北ドーム、松山タバコ工場跡地の文化パークなどと連結させ、文化、経済、観光のさらなる発展と飛躍に結び付けたいと話している。また同局では今月10日に信義区役所で公聴会を実施する予定で、市民の参加を呼びかけている。

「台北機廠」は、日本統治時代の1935(昭和10)年に建設された台湾鉄道の車両基地。“鉄道の病院”として長年親しまれてきたが、台湾新幹線(高鉄)の延伸工事の影響で富岡機廠(桃園)への移転が進んでいる。敷地内の大浴場(=写真)やボイラー室、組立工場、事務所、客車工場などは有形文化財や歴史建築物に指定されている。

(劉建邦/編集:齊藤啓介)
※中央社フォーカス台湾に掲載の記事・写真・イラストの無断転載・利用を禁じます
戻る