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兄弟エレファンツ、身売りへ 台湾プロ野球発足以来の名門球団
【芸能スポーツ】  2013-10-19  19:19
(台北 19日 中央社)台湾プロ野球、兄弟エレファンツの洪瑞河会長が19日午後、台北市内で記者会見を行い、長年の赤字経営などを理由に球団売却の方針を発表した。

洪会長によると、過去29年間で10億台湾元(約33億2300万円)以上の赤字が計上されるなど、中小企業の親会社、「兄弟大飯店」(ブラザーホテル)にとって難しい球団運営が続いていた。また、年内の売却先確定をめざすが、それができない場合、来年も活動を続けるという。

エレファンツは1984年、社会人チームとして発足、1989年には台湾初のプロ野球リーグ「中華職業棒球連盟」に加わった。加盟当初は最下位が定位置の弱小球団だったが、元南海の森下正夫(整鎮)氏が監督に就任した1992年に初優勝を飾り、リーグを代表する強豪となった。これまでで前・後期優勝を11回、年間優勝を7回達成、いずれも統一セブンイレブン・ライオンズ(13回、8回)に次ぐリーグ2位の数字。

また、躍進期には常に日本人の姿があり、その采配ぶりで「魔術師」の異名を取った元毎日の山根俊英氏は1994年チームを初めて3連覇に導き、元西武の横田久則氏は2003年、元阪神の中込伸氏と先発陣を牽引して2度目の3連覇に貢献した。

(編集:羅友辰)
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