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台湾鉄道の脱線列車乗客ら、助け合いの精神発揮
【社会】  2013-09-02  15:47
(台東 2日 中央社)台湾鉄道の南回線(台東-高雄)で発生した特急列車・自強号の脱線事故で、けがをした多くの乗客を安全な場所に運ぶため、負傷していない乗客らが助け合いの精神を発揮して救出作業を行った。

台東発・高雄行きのこの列車は8月31日午前、枋野-加禄間で土石流に巻き込まれその弾みで2両目から5両目が脱線、一部車両は山の斜面に衝突、乗客約250人のうち17人が重軽傷を負った。

事故直後、車内に居合わせた馬偕病院の医療関係者9人は迅速に傷の消毒や包帯を巻くなどけが人に応急手当を施す一方で、負傷者がより安全な場所で搬送を待つことができるよう、負傷していない男性乗客に患者の救助を指揮した。

しかし狭い車内では担架の使用ができず素手での救出作業となったが、苦難の中で乗客同士が協力し被害を最小限にとどめるよう奔走した。

事故の影響で2日間にわたり不通となっていた南回線は台鉄の懸命な復旧作業の結果、2日午前10時30分に運転を再開した。

【 写真 】事故当時の様子を語る馬偕病院救急室の主任看護師、李淑玲さん

(編集:荘麗玲)
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