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高雄メトロ、3年間で赤字脱却目指す/台湾・高雄
【観光】  2013-06-20  15:10
(高雄 20日 中央社)高雄捷運公司(KRTC)のカク(=赤におおざと)建生会長は18日、この6月末までに15億台湾元(48.5億円)前後の増資を実施、今後3年間以内に1日延べ18万人の運輸量を達成することで高雄メトロの赤字からの脱却を目指したいとした。

開業から5年、利用者の低迷が続いてきた高雄捷運は当初100億元(323億円)だった純資産が6月末にはマイナスに転じる見通し。これを受け、高雄市では7月より減価償却費の計上をやめ、将来は年間の赤字額を20億元(64.6億円)から2億元に抑えたいとしている。

高雄捷運では、もし毎日乗降客が18万人あり、周辺事業による収入が上がれば赤字抑制は可能で、今後、列車増便やシャトルバス運行・公共自転車貸出サービスの充実などで利便性を高め、3年後には1日あたりの平均利用者数延べ18万人の達成を果たしたいとしている。現在、1日あたりの利用者数は16万3000人だが、同社では今年2013年の目標を16万5000人と設定している。

15億元の増資は製鉄大手の中鋼のほか、統一グループ、遠東グループ、行政院国家発展基金により行われる予定で、実現すれば中鋼が50%の株を占め、引き続き高雄捷運の最大株主となる。

(王淑芬/編集:谷口一康)
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