台南駅、今年で開業120年 記念イベントでD51形蒸気機関車を運行/台湾

【観光】 2020/10/15 16:36 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台南駅=台湾鉄路管理局提供

台南駅=台湾鉄路管理局提供

(台南中央社)南部・台南市にとって今年は、台南駅開業120年、同市誕生100年、行政院直轄市昇格10年が重なる節目の年。記念行事の一環として、日本統治時代に導入された蒸気機関車DT668号機が17、18両日、市内で特別運行される。

DT668号機は1941(昭和16)年に日本の川崎車輌が製造した蒸気機関車で、日本で「デゴイチ」の愛称で親しまれたD51形とは同型。台湾鉄路管理局(台鉄)が保有する車両としては最大級だったことから「蒸気機関車の王」の別称が付けられた。

運行スケジュールは、17日が保安-永康-善化-永康-保安、18日が善化-林鳳営-後壁-林鳳営。両日とも、客車にパフォーマンス団体が乗り込み、走行中にお芝居やダンス、音楽などを披露する。各停車駅では、コンサートやマジックショー、産直市場などさまざまな催しが予定されている。また、台南駅では10月15日から11月15日まで、古い写真を集めて駅の歴史を振り返る写真展が開かれる。

文化部(文化省)や中央研究院台湾史研究所などの資料によれば、台南駅が開業したのは日本統治時代の1900(明治33)年。1936(昭和11)年に改築された現駅舎は国定古跡に登録されており、同駅の地下化工事に合わせ、本来の姿に復元する工事が進められている。台南市は1920(大正9)年の地方制度改正によって誕生し、2010年に台南県と合併して行政院直轄市となった。

(張栄祥/編集:塚越西穂)