空港や高速バス、3連休も利用前年より少なく 新型コロナ影響/台湾

【観光】 2020/03/02 17:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
空席が目立つ桃園空港内のレストラン

空席が目立つ桃園空港内のレストラン

(台北、桃園空港、新北中央社)台湾では2月28日から3月1日まで、平和記念日に伴う3連休だった。だが、新型コロナウイルスの感染が広がる中で迎えた連休で、桃園国際空港や高速バスの利用は前年より少なかった。

2月27日から3月1日までの同空港の1日平均利用者数は、内政部(内務省)移民署国境事務大隊の発表によれば延べ2万4000~3万4000人で、前年同期の2~3割程度に激減した。連休中の空港内は閑散としており、レストランでは空席が目立った。免税店やタクシー業者も売り上げに影響が及んでいるという。

道路を管理する交通部(交通省)公路総局の統計では、2月27日から29日まで、西部の主要都市をつなぐ「中山高速公路」を走る高速バスの乗客数は計44万9500人で、前年同期比およそ27%減だった。台北と北東部・宜蘭を結ぶ「国道5号」の路線の乗客数も前年同期より約25%少なかった。

同局によると、観光スポット周辺の交通量は多かったことから、自家用車で出かけた人は多かったと推測され、ウイルスの感染を懸念し公共の交通機関を利用したいと思う人が減ったとみられるとの見方を同局は示した。

一方、淡海ライトレール(軽軌、LRT)緑山線は、連休3日間の1日の平均乗客数が1万2000人に達し、過去数週間の休日の2倍以上に増えた。沿線の淡金トウ公駅では連休中、桜が開花しており、関連のイベントが催されていた。これに加え同線を運営する新北大衆捷運は、沿線の駅が開放的で風通しが良いことや、商業施設やイベントが密集していないことを積極的にアピール。利用増につながったとの考えを示している。(トウ=登におおざと)

(汪淑芬、邱俊欽、葉臻/編集:楊千慧)