台湾ランタンフェス 日本人画家参加の大型作品が登場 8日開幕

【観光】 2020/02/04 12:18 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
画家の新山拓さんが制作に参加した大型作品「観山入林」=台中市政府提供

画家の新山拓さんが制作に参加した大型作品「観山入林」=台中市政府提供

(台中中央社)中部・台中市で催される「2020台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)に日本人芸術家が制作に参加した高さ15メートルの大型作品がお目見えする。来場者は大きな山脈が描かれたランタン作品の中に入り、自然の竹林にいるような体験ができるという。

「観山入林」と名付けられた同作品は、台湾の建築家、王銘顕さんと日本人画家の新山拓さんがコラボレーションした。これまで高山をテーマにした作品を多く手掛けてきた新山さん。同フェスの展示作品には新山さんの山脈の絵が描かれた巨大な幕が使用されており、この幕が台湾中部・南投産の竹で造られた骨組みに張られることで、巨大な山脈とその中の竹林が表現されている。

同作品が展示されるのは同市政府農業局が担当したエリアで、生物多様性と資源の永続的な利用を目指して提唱された「SATOYAMA(里山)イニシアチブ」がコンセプト。地元の農村生活との融合を図ろうと、農家らと協力して作られた作品も飾られる予定で、同局はランタンを通じて人々と土地や自然をより近づけることができればとの考えを示している。

同フェスは主会場の后里森林園区で元宵節の8日に正式に開幕し、23日まで続く。

交通部(交通省)観光局は開幕を控えた2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同フェスの開催に関する報道資料を出した。係員には必要時のマスク着用を求めるほか、周辺環境の消毒実施など対策を取る方針を示した一方、会場の多くが屋外であることに触れ、過度に緊張する必要はないと人々に呼び掛けた。

(編集:楊千慧)