台北メトロ環状線、31日に正式開業へ/台湾

【観光】 2020/01/21 16:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北メトロ環状線第1期区間の車両

台北メトロ環状線第1期区間の車両

(台北中央社)19日から試乗が始まった台北メトロ(MRT)環状線第1期区間の正式開業が今月31日に決まった。台北市政府と新北市政府が21日発表した。午前10時から十四張駅(新北市新店区)で開業式典を行い、午後2時に営業運転を開始する。新北市の報道資料によれば、開業から1カ月間は運賃無料とし、3月1日から運賃を徴収する。

環状線第1期区間は大坪林(新北市新店区)と新北産業園区(同新荘区)を結ぶ全長15.4キロ、全14駅の路線で、新北市南部と西部の市街地が直結された。これまでは新店、板橋、中和、新荘の各地域間をMRTで移動するには、台北市内まで一旦出た後、乗り換えをする必要があった。環状線開業によって、新北市内の各地域間の移動時間が大幅に短縮される。

現時点で6路線と連絡し、大坪林駅で松山新店線▽景安駅と頭前庄駅で新蘆中和線▽板橋駅で板南線、台湾鉄路管理局(台鉄)、台湾高速鉄道(高鉄)▽新北産業園区駅で桃園メトロ(MRT)空港線と乗り換えができる。

試乗期間中は、ICカードでの乗車に限り、環状線各駅で乗下車もしくは乗車・下車のどちらかをした場合、環状線区間の運賃が無料になる優遇措置を実施している。

環状線は、台北市と新北市を環状に結ぶ計画。台北市によると、第2期区間の「南環区間」(大坪林-木柵動物園)と「北環区間」(新北産業園区-剣南路)は現在細部の設計を進めている段階で、来年の発注、着工を目指すとしている。

(陳怡セン/編集:名切千絵)