離島・金門、買い物客を対象に抽選キャンペーン 購買促進目指す/台湾

【観光】 2019/10/15 14:33 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
金門のドラッグストアで買い物をする観光客ら=資料写真

金門のドラッグストアで買い物をする観光客ら=資料写真

(金門中央社)金門県政府は、島内で買い物をする観光客などを対象とした期間限定の抽選キャンペーンを10日から実施している。購買意欲を高め、消費刺激につなげるのが狙い。同県政府観光処は、金門までの国内往復航空券やホテルの宿泊券、スマートフォンなどが当たると紹介し、ぜひ運試しをと呼び掛けている。

キャンペーン期間には、尚義空港、水頭埠頭(ふとう)、ツーリストセンターなどに抽選箱が設置され、抽選券が配布される。地元の商店で一定金額の品物を購入するとスタンプを1個押してもらうことができる。異なる商店のスタンプを3個集め、必要事項を記入して抽選箱に入れれば抽選に参加できる。11月11日まで。抽選結果は公式フェイスブック「金門觀光逗陣行」で同16日に発表される。

10月にはこのほかにも、かつて軍事用として造られたトンネルでコンサートを開く「金門坑道音樂節」(19~20日)や獅子の姿をかたどった魔除け、シーサー(風獅爺)や特産のコーリャン酒をテーマとした「高粱・老街・風獅爺文化季」(同)、離島・烈嶼恒例のタロイモ掘りイベント「芋頭季」(26日)などさまざまな催しが予定されており、同処は観光客の増加に期待を示している。

中国・アモイ市と非常に近い位置関係から、中国人観光客に依存しがちな同県。中国が8月1日、台湾への個人旅行の許可証の発行を停止したことを受け、影響が懸念されたが、9月20日から、台湾の離島に限定した渡航ルート「小三通」利用の旅行申請受付が福州やアモイなど20都市で再開。同処の丁健剛処長によると、10月初旬の中国の大型連休なども追い風となって観光産業の景気は回復傾向にあるという。

(黄慧敏/編集:塚越西穂)