台湾・屏東のチョコ業者、アジア太平洋地域の品評会で受賞最多

【観光】 2019/09/16 20:34 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
金賞の賞状を高く掲げる許華仁さん=本人提供

金賞の賞状を高く掲げる許華仁さん=本人提供

(台北 16日 中央社)国際的なチョコレート品評会「インターナショナル・チョコレート・アワード」(ICA)のアジア太平洋地域大会がこのほど南部・屏東県で行われ、同県のチョコレートメーカー「福湾チョコレート」が31の賞を獲得し、最多受賞を果たした。創業者の許華仁さんは、屏東で栽培されているカカオの品種はペルーからアフリカ、インド、東南アジアを巡り、最後に台湾にやってきたもので、風味の調和が取れていると胸を張る。

同大会には台湾のほか、日本やオーストラリア、中国、インド、マレーシアなどの約130社から製品900点超の応募が寄せられた。

福湾は金賞8、銀賞13、銅賞7、特別賞3を獲得。中でも、フレーバーチョコの部門で金賞に輝いた「クチナシ鉄観音」について、許さんは茶の特色の表現や花の香りなど、味のバランスを取るのが非常に難しかったと振り返る。カカオの味が茶の香りを打ち消してしまったり、茶の苦味が強すぎたりしたが、試行錯誤を重ねて作り上げたという。

許さんは台湾のカカオの生産量が他国と比べると比較的少なく、値段も高いことに言及しつつ、チョコの出来栄えやフレーバーで独自のスタイルを切り開いていると指摘。国際的な賞を獲得することで、海外のバイヤーとの契約にも徐々につながっていると手応えをにじませた。

(張雄風/編集:楊千慧)