漂流カメラ拾った宜蘭の小学生、東京でポテヒ上演 海の保護を訴え/台湾

【観光】 2019/07/08 13:24 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾の伝統人形劇「ポテヒ」を通じて海の保護を訴える岳明小の児童たち

台湾の伝統人形劇「ポテヒ」を通じて海の保護を訴える岳明小の児童たち

(東京 8日 中央社)石垣島から北東部・宜蘭県の海岸に流れ着いたカメラを拾った同県岳明小学校の児童18人が7日、東京の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで台湾の伝統人形劇「ポテヒ」(布袋戯)を上演した。劇を通じて漂流カメラの物語を伝え、海洋環境の保護を訴えた。カメラの持ち主の女子大生、椿原世梨奈さんも会場を訪れ、劇を観賞した。

児童は昨年3月末、海岸清掃中にカメラを発見。インターネットを通じて落とし主を探したところ、椿原さんが石垣島で紛失したものだと分かった。児童はこの貴重な思い出を形として残すと同時に漂流ごみの問題を広く知ってもらおうと、物語をポテヒにアレンジ。今年3月から6月にかけて台湾各地の沿岸部の小学校で巡回上演した。

児童は教師の李公元さんの引率の下、今月2日に訪日し、千葉県銚子市や同成田市の小学生と交流したほか、銚子市では海岸の清掃も行った。旅費は寄付を募ったという。一行は10日に台湾に戻る予定。

(楊明珠/編集:名切千絵)