エバー航空労使交渉、決着つかず スト継続も職務復帰希望のCA続々/台湾

【観光】 2019/07/03 16:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
エバー航空の労使が2日に行った交渉の様子

エバー航空の労使が2日に行った交渉の様子

(台北 3日 中央社)エバー(長栄)航空の客室乗務員(CA)でつくる労働組合が会社側と2日行った労使交渉は、11時間にわたる話し合いの末、決着とはならなかった。労組はストライキを継続しているが、同航空によると、ストに参加していたCAが続々と職務に復帰しており、3日には運航便数が通常の7割程度の水準にまで回復する見通し。

労組はパーディアム(旅費日当)の引き上げなど待遇改善を求めて先月20日にストを決行。同29日に労使双方は交渉を再開したが、スト後の報復措置の不実施をめぐり折り合いがつかず、状況が膠着している。2日の交渉では報復措置不実施に関して一部で合意に達したものの、団体協約締結には至らなかった。

同航空によれば3日午前の時点で、ストに参加しているCAのうち600人以上が職務復帰の意向を示しており、そのうち400人が旅券(パスポート)など乗務に必要な身分証明書を労組から取り戻したという。

次回の労使交渉の日程は決まっておらず、労動部(労働省)は労使双方に対し、早急に交渉の場を持つよう呼び掛けている。

(呉欣紜、葉臻、呉睿騏、汪淑芬/編集:名切千絵)