エバー航空、スト後の制裁不実施巡り労使対立 大幅欠航続く/台湾

【観光】 2019/07/01 20:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ピンクの風船を持って会社側に話し合いを求めるエバー航空の客室乗務員たち

ピンクの風船を持って会社側に話し合いを求めるエバー航空の客室乗務員たち

(台北 1日 中央社)エバー(長栄)航空の国際線は、一部客室乗務員が実施しているストライキの影響で大幅欠航が続いている。先月29日に行われた労使交渉では、ストに参加した組合員への報復措置の不実施を巡り合意が得られず、再び決裂に終わった。労使双方の主張が対立しており、状況は膠着している。双方は2日に再度、交渉の場を持つ。

職業別労働組合「桃園市空服員職業工会」はパーディアム(旅費日当)の引き上げなど待遇改善を求めて先月20日にストを決行。同29日には、会社側から提案された妥協案の受け入れに対し、組合員投票で賛成が多数を上回ったことで交渉が再開されたものの、組合員に報復措置を行わないとする労組側の要求を会社側が受け入れず、その他の項目は話し合われないまま物別れに終わった。労組は1日、会社側に対し、労組側の要求に具体的に回答するよう呼び掛けた。

同航空によれば、10日までは毎日60~80便前後が欠航する見通し。通常の6割程度の便数で運航する。

(呉睿騏/編集:名切千絵)