日本統治時代から残る劇場 修繕を経て文化施設に/台湾・雲林

【観光】 2019/06/13 12:08 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
修繕前の北港大復戯院(雲林県政府提供)

修繕前の北港大復戯院(雲林県政府提供)

(雲林 13日 中央社)日本統治時代から残る中部・雲林県北港の劇場「北港大復戯院」で進められていた修繕工事がこのほど完了した。同県政府文化処は懐かしい名曲をフォーク歌手が歌うコンサートを同館で29、30両日に開催し、新たな息吹が吹き込まれた同館をお披露目する。

北港大復戯院の前身は1927(昭和2)年に建てられた「北港座」。戦後に現在の名称に改称され、92年まで劇場や映画館として親しまれた。途中2度の大規模改築が行われたため、本来の姿はとどめていない。だが地元にとって重要な建築物であるという理由で2009年に県の歴史的建造物に登録され、11年に修復・再活用プロジェクトが立ち上げられた。修繕工事は昨年3月から2000万台湾元(約7000万円)余りを投じて行われた。同県政府文化処によると、今後、小型劇場やアートスペースなどとして運用していくという。

(葉子綱/編集:塚越西穂)