遠東航空、海外便一部欠航 反発招き、福島便など欠航取り消し/台湾

【観光】 2019/05/21 15:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ファーイースタン航空機

ファーイースタン航空機

(台北 21日 中央社)ファーイースタン(遠東)航空は18日から31日までの一部海外便を欠航すると17日、発表した。交通部(交通省)民用航空局が定める飛行時間制限に合わせるためとし、日本線を含む31便が欠航となる見通しだったが、急な発表で反発を招いた。交通部が調整に入り、同社は20日、桃園-福島便を含む5便の欠航を取り消すほか、他の便も状況をみて欠航を取り消すとの方針を示した。

欠航の取り消しについて同社は、復路便の調整や出発の取り消しができない旅客のためと説明した。日本線で欠航取り消しとなったのは、23日、26日、30日の桃園-福島便。

6月以降の運航については、桃園-フィリピン・パラワン便、桃園-フィリピン・ボラカイ島便を欠航する以外は正常運航とする見通し。国内線は全て正常運航。

同社の急な欠航発表に対し、民用航空局などから反発の声が上がった。同局は、同社に対する飛行時間の制限は飛行安全の確保のため2017年3月から行っていたとし、決して突然開始したわけではないと指摘。5月に飛行時間を超過する恐れがあることは4月の時点で同社に通知していたと説明した。

同局は同社の保有機材の老朽化にも言及。米マクドネル・ダグラス社(現ボーイング)製4機の使用年数は26年を超えており、年末には耐用年数を迎えると指摘し、来年1月1日には強制的な退役に踏み切るとの姿勢を示した。

(余暁涵、汪淑芬/編集:楊千慧)