金門最大の宗教行事 神輿や祭り囃子がにぎやかに行進/台湾

【観光】 2019/05/18 15:27 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
金門の町をにぎわす祭り囃子の一種「人力ムカデ座」

金門の町をにぎわす祭り囃子の一種「人力ムカデ座」

(金門 18日 中央社)離島・金門県で16日、同地で最も盛大な宗教行事「迎城隍」が行われ、島内各地や台湾本島、中国、シンガポールから集まった50宇を超える寺廟が隊列を組み、銅鑼や太鼓の音を響かせながらにぎやかに町を練り歩いた。楊鎮ゴ県長は、より多くの人々にこの祭りを体験してほしいと述べ、観光客のさらなる誘致に期待を示した。(ゴ=さんずいに吾)

迎城隍は、土地の神様「城隍爺」を祭るゴ島城隍廟(金城鎮)が毎年旧暦4月12日(今年は5月16日)に行う行事で、339年の歴史がある。この日には城隍爺が神輿に乗って町を巡視するとされ、信者らは祭り囃子の「陣頭」やパフォーマンスなどを奉納して加護を祈る。2013年には離島地区で初めて、国の民俗文化財に指定された。

台湾本島から駆け付けた交通部(交通省)観光局の周永暉局長は、見応えがあるだけでなく、大人も子どもも伝統衣装を着て参加するなど、文化伝承の意味合いも深いと称賛。重要な文化資源として外国人観光客にもアピールできるとの見方を示した。

(黄慧敏/編集:塚越西穂)