台北・城南で歴史文化伝えるイベント 日本語ツアーも/台湾

【観光】 2019/03/25 12:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
4月上旬、台北市の「城南」エリアでその豊かな歴史や文化を紹介するイベント「城南有意思」が行われる

4月上旬、台北市の「城南」エリアでその豊かな歴史や文化を紹介するイベント「城南有意思」が行われる

(台北 25日 中央社)清朝時代や日本統治時代の歴史的建造物が複数残り、文化的な雰囲気が溢れる台北市中心部南側の「城南」エリアで、その豊かな歴史や文化を紹介するイベント「城南有意思」が4月4日から7日までの日程で行われる。さまざまな催しのほか、4日と7日には日本語によるガイドツアーも実施される。

台北府城の南に位置していたことから城南と呼ばれ、日本統治時代には第4代台湾総督・児玉源太郎などが居を構えた。戦後、中国から渡って来た軍人やその家族らが生活した集落も同エリアに点在している。日本語のガイドツアーでは、清朝時代から残る「欽差行台」や日本統治時代に建てられた「建国高級中学」、中国各地の食材や料理が集まる「南門市場」などを巡り、歴史によって同エリアに育まれた多様な文化を伝える。

同イベントの主催は台湾の非政府組織(NGO)、中華文化総会で、今年で2回目。ガイドツアー以外には、古書店が並ぶ「[牛古]嶺街」での青空市や舞台の上演なども予定されている。

また、総統府庁舎が日本統治時代の1919(大正8)年から今年で落成100周年となるのに合わせ、4月6日に総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道で音楽会を催す。同会ビルでは総統府と同じように開業約100年を迎える地元の老舗を紹介する特別展も行う。

(鄭景ブン/編集:楊千慧)