日本時代から残る高雄港の商港区、庭園に変身 初めて一般に開放/台湾

【観光】 2019/01/22 11:45 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
昨年末から一般に開放されている「高雄水花園」=台湾港務高雄港務支社

昨年末から一般に開放されている「高雄水花園」=台湾港務高雄港務支社

(高雄 22日 中央社)日本統治時代に建設された高雄港の蓬莱商港区(高雄市)が庭園として整備され、昨年末から一般に開放されている。同区域に一般客を入れるのは開港以来初めてだという。水の要素を取り入れ、都市の中の秘境を演出し、行楽客を楽しませている。

蓬莱商港区は高雄港の北側、愛河の河口付近に位置し、1~10番埠頭が含まれる。高雄市政府研究発展考核委員会の研究報告によると、同区は1911(明治44)年に一部の埠頭が完成し、1930年代に施設が整って以降、約40年にわたり高雄港で最も重要な小口貨物を扱う商港区として使われた。だが1970年代に入るとコンテナ埠頭に取って代わられ、1990年以降は使われないまま放置されていた。

「高雄水花園」と名付けられたこの庭園は3~5番埠頭付近に整備された。海洋花園都市をイメージし、4300坪の敷地には5000万本を超える植物が植えられたほか、池や橋なども作られた。

高雄市は再開発が進む高雄港周辺地域の観光発展を推進している。庭園の周辺にある倉庫群は昨年、商業施設に生まれ変わった。高雄港を運営する台湾港務高雄港務支社は、庭園の観光スポット化に期待を寄せている。

(程啓峰/編集:名切千絵)