台湾鉄道、安全管理の専門部署を設立 重大事故ゼロ目指す

【観光】 2018/12/11 16:15 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾鉄路管理局の「営運安全処」の発足式で重大事故ゼロを目指す姿勢をアピールする張政源局長(右から2人目)

台湾鉄路管理局の「営運安全処」の発足式で重大事故ゼロを目指す姿勢をアピールする張政源局長(右から2人目)

(台北 11日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は11日、安全管理を専門とする「営運安全処」を設立した。張政源局長は、安全こそが台鉄の目下の最重要任務だとし、重大事故ゼロを目指す姿勢を示した。

張局長は、これまでは事故調査を行う委員会が設置されていたことに言及。委員会のメンバーは全員、他の役職との兼任で、重要な任務を負うことはできなかったと指摘した。今回新たに設立した営運安全処は正式な部署であり、事故の防止を主な任務とすると説明している。

営運安全処には、調査、防止、審査、防災の4つの科が設けられるほか、外部の委員からなるチームが設置され、事故案件の審査などに当たるという。

張局長によれば、事故調査は3つのレベルに分類され、営運安全処は初級の事故調査を行う。二級は交通部(交通省)鉄道局が、三級の重大事故は行政院(内閣)が来年発足させる「運輸安全委員会」が担当する。

10月21日、北東部・宜蘭県で台鉄の特急プユマ号が脱線する事故が起き、18人が死亡した。この事故を受け、台鉄の鹿潔身氏が局長を辞任。後任に張氏が就任し、台鉄の抜本改革に取り組んでいる。

(汪淑芬/編集:楊千慧)