台鉄新局長着任 安全面での改革を推進へ/台湾

【観光】 2018/11/09 13:33 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾鉄路管理局の張政源・新局長(右)

台湾鉄路管理局の張政源・新局長(右)

(台北 9日 中央社)交通部(交通省)台湾鉄路管理局(台鉄)は9日、台北市内で局長の交代式を行い、張政源・前交通部政務次長が新局長に着任した。張局長は安全面の問題解決が急務だとし、信頼回復に努める姿勢を示した。

10月21日に起きた特急プユマ号の脱線事故では18人の死者を出した。運転士の人手不足が指摘されているほか、安全装置である自動列車防護装置(ATP)の設計ミスも発覚しており、安全性への懸念が広がっている。事故当時の鹿潔身局長は事故の責任を取る形で辞任した。

張氏はかつて台鉄に15年にわたり在籍し、台北駅駅長を務めた経験も持つ。安全改革への方向性として運行の安全の確保▽台鉄文化の改造▽サービスの質の向上▽労働環境改善▽設備のリニューアル▽企業経営推進の6つを掲げ、早急に具体的な戦略と実行プランを打ち出すと述べた。

交代式に出席した頼清徳行政院長(首相)は全力で台鉄を支援する方針を示した上で、当事者意識で台鉄の改革に関与し、事故の再発防止を目指すとした。

(陳葦庭/編集:名切千絵)