日本統治時代の警察署庁舎、生まれ変わって美術館に

【観光】 2018/10/17 19:25 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
17日にプレオープンした「台南市美術館」1号館内の様子=同館提供

17日にプレオープンした「台南市美術館」1号館内の様子=同館提供

(台南 17日 中央社)日本統治時代の警察署庁舎をリノベーションした南部・台南の「台南市美術館」1号館が17日にプレオープンした。美術館関係者は、同館が地元のアーティストと市民をつなぐ架け橋となり、芸術の大衆化が進むことに期待を示した。

1号館と2号館で構成される同館。1号館の前身は1931(昭和6)年に落成した「旧台南警察署」で、設計は32(昭和7)年に開業した台湾南部初のデパート、林百貨店の設計者でもある梅沢捨次郎が手掛けた。建物は台湾に現存する最も古い警察署庁舎として98年に市定古跡に登録された。戦後も台南市政府警察局として使われたが、2010年に警察局が移転し、11年に美術館建設予定地となった。

現在まだ工事中の2号館が建つのは、1902(明治35)年に開館した台南州教育博物館があった場所。博物館は22(大正11)年に移転し、翌年には台南神社が建立された。戦後は忠烈祠から体育館、さらに駐車場などへと用途が移り変わった。

2号館の竣工を待って、12月15日に2館そろってグランドオープンする予定。

(張栄祥/編集:塚越西穂)