桃園市内4区結ぶメトロが起工 25年開業目指す/台湾

【観光】 2018/10/17 11:19 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
桃園メトロ新線の起工式に出席する鄭文燦市長(左から2人目)

桃園メトロ新線の起工式に出席する鄭文燦市長(左から2人目)

(桃園 17日 中央社)北部・桃園市で15日、桃園メトロ(MRT)空港線と市中心部を結ぶグリーンラインの工事が開始した。同市が独自に手掛ける最初のMRTで、2025年の開業を目指すという。同日開かれた起工式に出席した鄭文燦市長は、桃園の交通の発達における重要なマイルストーンだと喜びを示した。

グリーンラインは全長27.8キロで、桃園国際空港がある大園区や市中心部の桃園区など4つの区にまたがる路線。総工費は982億台湾元(約3576億円)を見込む。鄭市長によれば、高架区間と地下区間があり、工法も異なるため、3つの区間に分けて工事を発注。この日は、桃園区に隣接する八徳区で、同線の南端となる高架区間が着工した。

鄭市長は、同線の建設計画が2008年には持ち上がっていたことに言及。2016年に行政院(内閣)から建設の許可が下り、民進党政権が推進する大規模なインフラ整備計画にも盛り込まれたと紹介し、桃園のMRT建設のためのより安定した財源が確保できたと述べた。

また、桃園駅を通る台湾鉄道の地下化やグリーンラインの延伸、同市と新北市を結ぶブラウンラインの建設など、市内で進められている複数の鉄道計画にも触れ、台北市と新北市、桃園市の北部3市を1時間でつなぐ生活圏確立への期待を改めて示した。

(呉睿騏/編集:楊千慧)