台湾の阿里山森林鉄道、日本鉄道賞初の「海外特別賞」を受賞

【観光】 2018/10/16 17:36 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本鉄道賞の表彰式に臨む阿里山林業鉄路・文化資産管理処の黄妙修処長(左)

日本鉄道賞の表彰式に臨む阿里山林業鉄路・文化資産管理処の黄妙修処長(左)

(東京 16日 中央社)阿里山森林鉄道が、日本の国土交通省が主催する日本鉄道賞で「海外鉄道特別賞」を受賞した。2002年に始まった日本鉄道賞に同賞が設けられたのは初めて。15日に東京都内で行われた表彰式に出席した阿里山林業鉄路・文化資産管理処の黄妙修処長は、日本統治時代に日台共同で建設された同鉄道の受賞は双方の栄誉だと述べて喜びを示した。

黄処長は、世界遺産に登録されている5カ所の鉄道に見られる5種の工法のうちの4種を駆使していることや、今年で開業106年になることなどを紹介し、同鉄道が世界的に重要な文化遺産であることをアピール。台湾が目指す同鉄道の世界遺産登録について、日本の協力が得られることに期待を示した。

同鉄道の受賞理由には、2250メートルに及ぶ標高差を克服するための三重ループ線や8の字路線、世界でも珍しい急曲線・急勾配用のシェイ型ギア式SLが動態保存されていることのほか、日本と関係が深い点も挙げられた。

(楊明珠/編集:塚越西穂)