台北・城南で豊かな歴史文化感じる アート作品展示やガイドツアー/台湾

【観光】 2018/09/26 14:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
自来水博物館に設置される、レールを模したパブリックアート=台北市文化局提供

自来水博物館に設置される、レールを模したパブリックアート=台北市文化局提供

(台北 26日 中央社)歴史的建造物が複数残されており、文化や学術の雰囲気が漂う台北市中心部南側の「城南」エリア。城南の歴史や失われつつある文化を現代の人々に伝えようと、台北市政府文化局はエリア内にパブリックアートを展示している。9月29日~10月21日には関連イベントが開催される。

台北府城の南に位置していたことから城南と呼ばれ、日本統治時代には第4代台湾総督・児玉源太郎などが居を構えた。戦後、中国から渡って来た軍人やその家族らが生活した集落も城南に点在している。他には日本統治時代の料亭を再利用した文化拠点「紀州庵文学森林」、60~70年代に建てられた建築群からなる「台北国際芸術村」、客家文化をテーマにした「客家文化主題公園」などがあり、台湾の多様な文化が感じられる。イベントではパブリックアートの設置のほか、文化や歴史を紹介するガイドツアーや講座などが実施される。

同エリアには日本統治時代、台湾鉄路管理局(台鉄)の新店線が運行。戦後は道路の整備が進むにつれて乗客が減り、1965年に廃止となった。イベントの一環として、レールを模したパブリックアートが自来水博物館(中正区)に設置され、9月29日と10月13日には、新店線の歴史をたどるガイドツアーが実施される。

(梁珮綺/編集:楊千慧)