台湾北東部・太平山のトロッコ列車、6年ぶりに運行再開

【観光】 2018/09/20 18:44 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
6年ぶりに運行を再開した太平山のトロッコ列車=林務局羅東林区管理処提供

6年ぶりに運行を再開した太平山のトロッコ列車=林務局羅東林区管理処提供

(宜蘭 20日 中央社)台風被害で運休していた太平山国家森林遊楽区(宜蘭県)のトロッコ列車が19日、6年ぶりに運行を再開した。当日は朝早くから、一番乗りを目指す観光客や、運行再開を祝って数量限定で発売された連番の乗車券や記念品を買い求める人々が列を作った。

海抜約1900メートル地点に位置する同遊楽区は、日本統治時代に林業が盛んだった場所で、トロッコ列車の前身は、材木を運搬するための運材台車。1982年に木材の生産を停止した同地が翌83年にリゾート地に生まれ変わったのを受け、鉄道施設の一部が観光用のトロッコ列車に転換された。91年の運行開始以来、行楽客の人気を集めている。

トロッコ列車は2012年7月と15年8、9月に同地を襲った台風の影響で沿線の土砂崩れや路盤流出などが発生したほか、駅舎も傾斜し、運休を余儀なくされていた。林務局羅東林区管理処が復旧のために投じた総工費は1億2000万台湾元(約4億3700万円)に上る。運行再開後の乗客の反応は上々で、以前よりも乗り心地がよくなったとの意見が寄せられているという。

(王朝鈺/編集:塚越西穂)