(東京 20日 中央社)日本に台湾の魅力をPRするため、交通部(交通省)観光局の周永暉局長と台湾観光協会の葉菊蘭会長が、地方自治体や旅行業者など約200人を率いて19日から訪日している。20日に東京都内で開幕した観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン2018」に出展するほか、東京スカイツリータウンや上野恩賜公園で開催されるイベントに参加する。
交通部の統計によれば、2017年に日本を訪れた台湾人は約462万人に上ったのに対し、訪台日本人はその半分以下の約190万人。19日に開催された懇親会に出席した日本旅行業協会(JATA)の田川博己会長は、日台間の交流人口の不均衡について葉会長から指摘されていることに言及し、その差を早く縮められればとの姿勢を示した。今回の訪問団には台湾11県市が参加しており、訪台日本人客200万人突破を目標に観光の魅力を発信する。
ツーリズムEXPOジャパンの台湾館は、台湾の多彩な色を伝える「Meet Colors!台湾」がテーマ。参加業者を地域ごとに分け、各地の多様な魅力をアピールする。台湾原住民(先住民)によるパフォーマンスも行われるという。
観光局と観光協会は22日、東京スカイツリータウンで「2018台湾観光プロモーションin東京」を開催。22~23日に上野恩賜公園で催されるカルチャーイベント「TAIWAN PLUS 2018 文化台湾」にも参加する。
(楊明珠/編集:楊千慧)