南部・高雄市茂林区に、同市初となる「先住民温泉モデルエリア」(原住民温泉産業示範区)が建設される。19日に起工式が行われた。同地の観光業は、2009年の台風8号被害(8・8水害)以来、大きく落ち込んでいた。同エリアは先住民文化を伝える温泉地として、建材に地元に住むルカイ族が伝統建築に使う板石を多用するなど、随所に工夫が凝らされる。オープン後には新たな観光名所として毎月5000人の観光客を呼び込み、地方経済をもり立てることが期待されている。
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