無添加のフルーツタピオカ開発 余剰果物を活用 ヘルシーさが売り/台湾

【観光】 2018/07/11 17:53 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
屏東科技大が開発した無添加の「フルーツタピオカ」

屏東科技大が開発した無添加の「フルーツタピオカ」

(屏東 11日 中央社)屏東科技大学の研究チームは10日、余剰分の果物を利用して製造した「フルーツタピオカ」をお披露目した。合成添加物は使用せず、天然由来の成分だけで作られる。農家を救済するだけでなく、健康志向の消費者にもアピールする。

タピオカは台湾ではドリンクやかき氷などのトッピングとして広く親しまれている。経済部(経済省)の統計によると、タピカオミルクティーの年間消費量は台湾全土で毎年10億杯を超える。

研究チームを指揮する同大食品科学学科の謝宝全教授は、農家支援のために余剰果物の活用法を模索していたところ、タピオカが巨大な市場を有しており、市販されるタピオカの多くには食品添加物が使われているのに着目。余剰果物を使ったタピオカの開発を思い付いた。

今回発表したフルーツタピオカに使った果物は、赤肉ドラゴンフルーツやバナナ、パイナップルなど。謝教授によると、タピオカ特有のもちもち感を出すためには、独自開発したペクチンなどを使用。赤色のタピオカには赤肉ドラゴンフルーツに含まれる色素で色を付けた。

謝教授によれば、フルーツタピオカは冷凍で2年保存可能。現在は技術移転に向けて業者と話し合いを進めている段階だという。

(郭シセン/編集:名切千絵)