日本統治時代開業の「旧山線」、リアル謎解きゲームで魅力を満喫/台湾

【観光】 2018/03/08 18:53 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
6日に行われた「旧山線鉄道フェスタ」のPR記者会見の模様

6日に行われた「旧山線鉄道フェスタ」のPR記者会見の模様

(苗栗 8日 中央社)北部・苗栗県三義で10日から、日本統治時代に開業し、100年以上の歴史を有する鉄道路線「旧山線」をテーマにした鉄道フェスティバルが催される。ウイークエンドマーケットや鉄道文物の展示、音楽会などのイベントのほか、“リアル謎解きゲーム”も開催、ゲームを楽しみながら旧山線の魅力を存分に満喫することができる。

旧山線は三義(苗栗県)と后里(台中市)を結ぶ全長約15キロの区間。1998年、新線の開通に伴い廃線となったが、2010年に観光鉄道として復活。沿線には、標高約402メートルで、旧山線の最高地点にある勝興駅をはじめ、1935年の新竹・台中地震で崩壊したれんが造りのアーチ橋「龍騰断橋」など見どころが多く、世界遺産の候補入りにも期待が寄せられている。

ゲームの参加者は、勝興駅と龍騰断橋に設けられたカウンターでゲームキットを受け取り、自身のスマートフォンを使って物語を進め、手掛かりを探しながら謎を解いていく。

同県の徐耀昌県長は6日に開かれたPR記者会見で、旧山線沿線の景観にゲームの要素を組み合わせることでより多くの若年層を引き付け、家族同伴で遊びに来てもらえればと期待を示した。また、勝興駅から内社川橋までの約6キロ区間を結ぶ台湾初のレールバイクが今夏にも運行を開始すると予告、夏休みはレールバイクで旧山線の風情を味わってほしいと呼び掛けた。

鉄道フェスタは30日までの開催。

(管瑞平/編集:塚越西穂)