日本統治時代開設の育種場でサトウキビフェス 文化や歴史を紹介/台湾

【観光】 2017/12/05 11:26文字サイズ:字級縮小字級放大
LINE分享給好友
日本統治時代開設の育種場でサトウキビフェス  文化や歴史を紹介/台湾

(屏東 5日 中央社)南部・屏東県万丹郷にあるサトウキビの品種改良などを行う育種場で3日、サトウキビフェスティバルが開催された。地元の団体と台湾糖業公司(台糖)が主催し、音楽イベントや手工芸教室などを通じて人々に台湾のサトウキビ文化や産業発展の歴史を紹介した。今年で20年目。

万丹サトウキビ育種場は日本統治時代の1932(昭和7)年に設立された。現在でも当時の建築物が残され、一般に公開されている。育種場の胡金勝場長は、肥沃な土壌や豊かな地下水資源を持ち、地形が平坦で冬も暖かいことから、この地に育種場が作られたと紹介。台湾唯一の育種場で、台湾で栽培されているサトウキビの品種の多くがここで育成されたという。

育種場の面積は約1ヘクタール。育種のため、周辺には13ヘクタールのサトウキビが栽培されており、県内に残された唯一の大規模なサトウキビ畑となった。胡場長によれば、かつて製糖業が盛んだった頃、サトウキビの栽培面積は台湾全土で約15万ヘクタールにも及んだが、現在は約1万ヘクタールまで減少したという。

(郭シセン/編集:楊千慧)

LINE分享給好友